今日、施工図を描いているときにふと思った。
「この表現、前、製作業者間違えたよな・・・」
この感覚、正に模範解答例作成側と課題文作成側、そして図面作成者と採点者側とのやり取りに似ているなぁと思った。
施工図を業者に渡す場合、むこうがわからないことは逐一聞いてくる。
図面の密度が薄ければその頻度は多くなる。
一方、図面の密度を上げれば、向こうも理解してくれる。
但し、描き込みがあまりに多すぎると、かえって読み取ってくれなくて間違う。
結局、試験の製図も、日常業務も、「相手にきちんと伝える」作業という点では変わらないんだなと思った。
但し、日常業務はキャッチボールできるけど、試験製図は投げるだけ。
帰ってくるのは年末の通知だけ。
だからこそ、「伝える図面」が必要なんだ、と。
施工図も、人によって表現は全く違う。
読みやすい図面、読みにくい図面。
読みにくい施工図は、ただひたすら寸法を書きなぐる図面。
これで相手が間違っても、「図面に書いてあるでしょ~」。
そりゃ書いてあるけど、わかんねぇって。
その前に「相手に伝えるための図面」を心がけましょうよ!
そんなことを思った日でした。
自分も、反省・・・。
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