昨日のウラ模試をやってみて、昨年の試験当日をふっと思い出しました。
思えば昨年は、答案用紙が配られてまずびっくり!
そしてエスキス用紙が配られて更にびっくり!
こんな感じで試験が始まる前からかなりの心理戦が展開していました。
恐らく、会場の誰もがそうだったでしょう。
解答用紙にはなんか建物っぽいものと円が書かれていて、「これはなんだ???」
エスキス用紙には平・立・断が書かれていて「(注)1階平面図及び2階平面図において点線で示す部分は、新設部と接続させることが出来る位置を示す。」の文言。
ん~、新設??ってなんじゃ?これって既設???
この時点でかなりのパニック状態でした。
そして時間が来て課題文を表にしてびっくり!
敷地条件が既存部の目の前に横断歩道があって、その南に駅前商店街で「駅まで100m」の文字。
駅まで100mはH15にも出た表現。ということはこれが大事なポイントやね~、と
「自己解釈」設計主条件を読んでいくと「この課題は~ランドマークとして~「既存部」~」
お!じゃあ駅から横断歩道渡ってそのまままっすぐ「ランドマーク」の既存部にアプローチしかないな!と
「自己解釈」そして極めつけは「2.建築物」の既存と新設の比較表
確かこの面積表を見て、ターゲット面積算定時に「既存+新設」で足していって、表のところで「床面積の合計は~」の記述で、おぉ!この範囲で検討や!とおもい、マーキングは「1800m2以上2300m2以下」のみのマーク。
そして最悪は、「耐震改修は既に行われているものとし、
主要構造部は撤去してはならない」にノーマーク!!
今思えばバカですが、その下の「設備配管用の小開口は設けてもよい」になぜかマーク。
マーキングするとこちゃうやろ!!そして、穴あけの地雷を踏んでいるとはツユ知らず、ひたすらエスキスを行い、一生懸命に作図していました。
今、去年のこのエスキス用紙や課題文のマーキングを見ると、いかに無意味なマーキングが多いことか。
重要な部分を理解せず、自分が思った道を突き進んだという感じのエスキス・マーキングです。
今年はとにかく
①読み落しをしないこと
②課題文を丁寧に読むこと(じっくり読むことではない)
③何がキャスなのかを常に意識しながら課題文を読む。
これに徹底していきたいです。
採点の土俵にすら乗らない図面を一生懸命描いていたと知ったときは本当に愕然とし、立ち直るのにかなりの時間を要しました。
今、こうやって去年のエスキス用紙・課題文を見られるということは、今年は同じ過ちは絶対にしないと、心に誓っているからだと思います。
僕の昨年の奴、恥ずかしながら画像アップしてみます。
悪い参考ということです。アシカラズ。
しかし、人間というのはきっと「第一印象」というものにすごく惹かれるんですね。
昨年のランクⅣが4割というのがそれを物語っていると僕は思います。
そんなことをふっと思い出させてくれた、昨日のウラ模試でした。
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試験開始時の解答用紙と課題文のフライングには注意しましょうね。
私も16年度にそれで先入観を植え付けてしまいました。
だから、昨年は「はじめ!」と同時にタバコ吸いに行きました。
ゆっくりタバコ吸って、落ち着いてから課題文と解答用紙をはじめて見ました。
雰囲気に呑まれないようにする作戦も用意しておくといいですよ。
あっ、それと、私の本試験の課題文はシャーペンでチェックしまくってあって真っ黒で読めない状態になっています(
^^)