今日はあの忌まわしい事件の日でした。
5年前の今日、丁度仕事を終えて家に帰ったら、ニュースステーションの時間でした。
あのときの報道はすごくよく覚えています。
自分の中でこの無差別の事件に対するものすごい憤りを覚えた記憶もあります。
が、なぜこの事件が(多分みんな記憶に残っていると思いますが)僕の中でもものすごく記憶に残っているかというと・・・。
この年は僕は嫁と結婚した年でした。
入籍はもう既に済ませていましたが、仕事の具合となんとなくのイメージで、この年の12月にハワイで挙式をする予定になっていました。
両家の家族も含めてみんなでハワイ旅行をかねてということで計画をしていましたが、そんな最中この事件が起きました。
その後の報道で、確かアメリカの警戒レベルが上がったとか、アメリカ方面への旅行を控えろとか、そういった報道が確かされたと思います。
我が家の計画も確かその波をもろに受けました。
同じような人達のキャンセルが相次いでいることを旅行会社のほうから連絡をもらったと思います。
最悪はアメリカへの渡航が出来なくなることもある、と言われたと思います。
時期こそ決めていなかったけど、付き合っていた頃から漠然と「挙式はハワイ!」と決めていたので、この話はかなりへこみました。
事件から3ヵ月後にアメリカ渡航・・・。
どう考えても行けないかな?と。
なによりまず両家両親に反対されるんじゃないか?と。
でも、両家両親は、度胸が据わっていたのか無関心なのか、「どうする?」という問いかけにも特に「駄目!」という返答はなかったです。
あの時、どちらか一方でも「危ないから行かない」とか「行くな」とか言われたら、この計画はボツとなっていたでしょう。
そう考えると、ほんと、両家両親には感謝です。
結果的に行くことは出来ましたけど、警備は厳重(特に日本→ハワイよりハワイ→日本の方が、だったかな?)、ホノルル空港は常にライフル携帯の軍人さんがあっちにもこっちにも。
それに、あちらの観光業の方々は大打撃だったようです。
個人でやっている方たちも結構いらっしゃるようでしたが、あの事件以後、客がめっきり途絶えてしまって廃業に追い込まれた個人ツアー経営者が結構いたそうです。
僕にとってこの事件は、こんな記憶を思い出す事件でもあります。
どうして平和な世の中にならないんでしょうかね?
ジョンレノンが望んだ、「国境のない世界」「宗教のない世界」
そしてなにより「みんなが平和に暮らしている世界」が
いつの日か、現実になることを願います。
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ハワイでの挙式、無事に出来て本当に良かったですね。
あの事件、アメリカではまだ終っていない様ですね。粉塵による"救助活動されてた方々"への被害が拡大されてる様です…。
イラクもまだまだ終結しそうにありませんしね。
武力にでても何も解決なんてされないのにね。